2011年06月29日
松下幸之助から経営の要諦
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テーマは「松下幸之助から経営の要諦」松下政経塾出の杉本氏は幸之助イズムを根底にした講話。
経営のコツは””任せて任せず”賢すぎてもダメ、一人でやるのもダメ、社員と共に築いていくことが大事。ポイントは2つ
1.人心掌握
2.天地自然の理
松下政経塾では”掃除”を徹底してたたき込まれる。
現在杉本氏は大阪を訪れる海外の人に、日本の美しさを感じてほしいと毎週土曜日の午前6時に道頓堀の清掃に励んでいるそうです。
とにかく”観光客が観光に来る前に掃除を終わらせたい!”その一心で早朝を選び、もう一つ子供にも父親の背中を見せるために、小さな我子も連れての清掃だそうです。
その清掃を通じ、様々なゴミの種類を観察することにより『世相を知る』これも大きな学びになり、”陰徳を積む”実践にもなります。
松下イズムの中で、松下幸之助は”250年計画”を唱え、企業の衰勢を25年周期でとらえたそうです。
会社の創造(5年)安定(15年)破壊(5年)という流れでの経営。
どんな会社も常に世の変化に合わせた経営が必要だと、一つの周期の中で一旦出来上がったものを壊す必要性を唱えています。
また、これが”天地自然の理”にかなった経営でもあるそうです。
世に成功者はそう沢山いませんが、松下幸之助は間違いなく成功者の一人です。