2015年05月08日
今年の京都大会
今年の京都大会は５月４日に参加してきました。４日はあいにくの朝から雨模様、出番が早いこともあり早朝から車を走らせ武徳殿を目指す、到着すると朝稽古に参加された方が続々と武道センターから出て来られ、その中から県内知り合いの方ともお出会いしました。
この時間帯は１０数年前一番最初に参加した時が同じような時間帯でその際には開会式にも参加しました。初めて武徳殿の道場に立った時は得も言われぬ雰囲気に緊張したことを懐かしく思い出します。それまでは何年も観戦するのみで、いつか自分もこの場に立ってみたいと憧れを持ってみていました。それまでは六段取得が参加基準でしたが私の時から称号取得が基準に変わった時だったと思います。そしてやっと自分が参加できる日が来たのです。今ではその時の立会いの記憶は全くありませんが写真一枚が記録として残りました。
今回は大阪の方との対戦になります。開始時間が８時３０分、着替えを済ませ準備を終えてもあまり地元剣友の方と顔を合わせないまま自分の順番が迫ってきました。唯一勉強会のメンバーの知人が、剣道の演武会を見たいと駆けつけてくれ初めて観戦、写真を撮ってもらいました。後で感想聞いたら「場の雰囲気や立会い者の動き、竹刀のスピードすべてが迫力に感動した。」と言ってくれました。
立会いが始まり蹲踞から間合いを詰め互いに気を張り・・・後は無心となり攻防が始まりました。時間は七段審査とよく似たもの、互いに譲らぬまま終了のブザーが鳴りました。引き分けです。自分が思ったような展開はなく残念、昨年は一本先取で終わって対戦後名札を持って帰りましたが今回はそれもありません。
毎年この演武会に参加するこのために日頃精進されている方もたくさん居られる事と思います。私も毎年年が明け寒さと色んな用事が重なる中、春を迎え演武会の日が近くなるほど稽古そのものがこの日のためにという意識になるようになりました。さ～あ！また来年この場に立てるよう稽古に励みたいと思います。