日本障害者武道演武会
”日本障害者武道”と一般には聞きなれない団体の演武会を観戦に行きました。他の団体で知り合いになった空手家の渕上さんが師範として指導されている団体です。そしてその稽古会の指導者として2名の友人も参加しておられます。
渕上氏は障害を持って生まれ、小さい時から数々の”いじめ”を受け続け、強くなりたい一心からブルースリーに憧れ、見よう見まねの練習からスタートされました。そして努力の中いじめから脱することが出来、その後本格的に空手を学ばれました。障害を持った子でも武道によって自信が生まれることを身を持って体験され今の武道会が生まれました。
今日はそのはじめての演武会、軽度な障害の子から重度の障害を持つ子供たちが、皆一生懸命練習の成果を発表しています。
障害を持つお母さん方も、最初はこの様な障害武道なるものを知らない方ばっかりです。そして自分の子供には無理だという意識しかなかったのが、知り合いの子らが通うようになってこの様な機会を得ることが出来たそうです。毎週1回の稽古に1時間以上もかけて通っておられる方もおられます。
動かない手や体、それがいつの間にか少しづつ動くようになる・・・。それが自分の”氣”から発している事を知っていくんでしょうね。練習してきた技が決まると満面の笑みがこぼれます。
重度の障害を持つ子供にはお母さんがサポートして技を一生懸命に出しています。私も武道を嗜むものとして渕上さんの活動には頭が下がります。私自信は自分の楽しみだけとしてやっているに過ぎません。渕上さんは障害を持って生まれた子らにスポーツの楽しさ、ヤル気さえあれば出来ることを身を持って教えています。
ボランティア指導員の模範演技です。流れるような技の連発です。
えふえむ草津パーソナリティによる「ライブ&トーク」最後は子供たちも一緒に歌い楽しいひと時でした。
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福井明美さんの講演は、自身が病に倒れ障害を持つようになった苦難に満ちた過去を、考え方ひとつで生き方が激変に変わった経験を話されました。、
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